「七人力」とは、独立美術協会会員、抽象作家による7人のグループです。

「七人力」というグループ名には、お祭りの御神輿を真下で支える力持ちにちなみ、独立展の抽象表現を担う決意が込められています。

 2015年に第1回展を開催、東京・銀座での展覧会のほか、京都、福岡、佐賀を巡回しています。

お知らせ
  • info七人力」は「シン七人力」に生まれ変わりました!
  • new シン七人力 佐賀展 開催します。


    • 2024年4月12日(月)〜20日(土)
      10:00〜18:00
      ※最終日は17:00まで

      ギャラリーシルクロ
      佐賀県佐賀市松原2丁目13-19 2F

  • シン七人力 開催しました。


    • 2023年10月30日(月)〜11月4日(土)
      12:00〜18:00
      ※最終日は16:00まで

      ギャルリVent
      東京都中央区銀座6-13-7
      新保ビル2階

メンバーの紹介
members


浜松繁雄|五十里雅子|大久保宏美|北島治樹|廣田政生|浅見千鶴|結城康太朗

浅見千鶴

立体のミニキャンバスに、油絵の具という物質のエネルギーを感じながら、日記を描くように、無造作に描いています。
1,940×1,303 の大きさにこれらのピースを当てはめていくとき、そこにどんな世界が見えるのか。ワクワクしながら制作しています。

五十里雅子

PROFILE

1963 神奈川県生まれ
1988 筑波大学大学院芸術研究科 修了
1990 かわさき市美術展/最優秀賞・市長賞
1998 独立展/新人賞(04)
2001 独立展/奨励賞(06/08)
2005 独立展/佳作賞
2007 独立展/高畠賞
2009 損保ジャパン美術財団選抜奨励展
    独立展/独立賞
2010 神奈川県女流美術家協会展/第50回記念賞
    独立展/会員推挙

具体的で写実であればある程、思うイメージから遠のいてしまう。見えたものを描く事は大好きにも関わらず、そんな考えが浮かんできたのは23.4歳の頃だったかと思う。以来、キャンバスの中に「~らしき形」を拾い集めながら、ギリギリ「~の形」にならないよう描いている。

大久保宏美

PROFILE

1963 横浜市に生まれる
1986 武蔵野美術短期大学 専攻科修了
    武蔵野美術短期大学修了制作優秀賞
    独立展初出品
1994 神奈川独立美術展 S氏賞受賞
    第62回独立展 賞候補
1995 神奈川県女流展 協会賞受賞
1997 第65回独立展 新人賞受賞
2000 第68回独立展 奨励賞受賞
    現代日本美術展 新潟市美術館賞受賞
2002 第70回独立展 奨励賞受賞
    朝日チューリップ展 大賞受賞
    神奈川県女流展 安藤為次賞受賞
2003 第71回独立展 奨励賞受賞
2005 第73回独立展 奨励賞受賞
2006 第74回独立展 中山賞受賞
2007 第75回独立展 独立賞受賞
2008 第76回独立展 会員推薦
    神奈川県女流展 神奈川県立近代美術館賞受賞

□収蔵 新潟市美術館 神奈川県立近代美術館
□個展 1987/TEPCOギャラリー(渋谷),1988/銀座ギャラリー中沢(銀座),1992/ガレリア南(銀座),1993/ギャラリー伊勢佐木町(横浜),1997/GALLERY ARK(横浜),1999銀座ギャラリー中沢(銀座),2000/ギャラリー4GATS(世田谷),2003/朝日アートギャラリー(有楽町),2004/画廊るたん(銀座),2007/ギャラリー風(銀座),2010/Shonandai MY Gallery(六本木),2011/色彩美術館(神宮前),2012/湘南台画廊(藤沢), ギャラリー暁(銀座),2013/調布画廊,2014/湘南台画廊(藤沢),2015/銀座ギャラリーあづま(銀座),ギャラリー4GATS(世田谷),2017/銀座ギャラリーあづま(銀座),2018/Shonandai Gallery(六本木),2019/s+arts(六本木),2020/銀座ギャラリーあづま(銀座),画廊AKIRA-ISAO(横浜)

なにげないストロークや感覚と感性が先走る行為も丁寧に捻り出し、すべての経過と結果に責任を持ち意味付けつつ、自分なりの絵画における着地点を探っています。
モノのキワと筆致の抑揚への丹精を、わかってもらえそうな人にそっと伝えようと思っています。

北島治樹

PROFILE

1950 佐賀県に生まれる 1973 佐賀大学特設美術専攻科修了
    第40回独立展 初入選
1986 第54回独立展 新人賞受賞
1989 第57回独立展 安田火災美術財団奨励賞受賞
1992〜02 第59,64,68,70回独立展 奨励賞受賞
2003 第71回独立展 野口賞受賞
2004 第72回独立展 独立賞受賞
2005 第73回独立展にて会員推挙

イメージの源泉のあちこちの山里が近年大雨水害で痛めつけられ、悲しい。
再生の願いは諦観を道連れに、それでも山里がきれいな理由を知りたいと眺め続ける。
一枚の落ち葉から何点かは描けるようになった、かな?

浜松繁雄

PROFILE

1947 北海道根室市生まれ
1972 北海道教育大学特設美術課程卒業
1979 独立展出品(以後毎年出品)
2006 独立展 高畠賞
2008 独立展 独立賞
2009 独立展 会員推挙

個展 86ギャラリータカノ 88みゆき画廊 91ギャラリーなつか 95船橋東武百貨店美術画廊 96櫟画廊 03、08ギャラリー風

ひとつのカタチが生まれる。カタチ、それは色を盛る器だ。色を盛り、流し込み、攪拌する。過ぎた時はまたやり直せばいい。そういえば、波にさらわれても飽かず砂山をつくり直していた。波が崩す様や、崩れたカタチが面白かったのかも。今、そんな贅沢は描くことでしか味わえない。

廣田政生

PROFILE

1955 滋賀県生まれ
1980 京都市立芸術大学美術専攻科西洋画専攻修了
1977 第45回独立展初入選/以後85、86年を除く毎年出品。
1982 実験工房GOUTの活動に参加。以後9年間に渡り実験的表現としてのフィールドワークを試みる。
1987 第24回関西独立展初出品/以後毎年出品。関西独立賞、大阪市長賞各2回受賞。
1990 第58回独立展/奨励賞(63、64、65回展も同賞受賞)
1998 第66回独立展/独立賞
1999 第67回独立展/会員推薦

日本国際美術展('82)、ART NETWORK'83、CONNTACT'86('87〜'90)、BAO芸術祭('90,'91)、高柳の里彫刻造形展('94)、'94洋画KYOTO展、第8回芸術祭典・京/京・間-'98、「領域・・・線」選抜展、文化庁第33回現代美術選抜展('99)、2000新鋭美術選抜展他に出品。

絵画の質とは、線や形や色彩に加え、諸々の心のありようの入り混じりを上へ上へと塗重ね、やがて確固たる表面を獲得することであると考えるが、願わくば、奥底から沸々と湧き上がるあぶくのようにして、自然と浮かび上がってくる様でありたい。

結城康太朗

作者と描画材をサポートして貰う為の支持体なのに、アルミ板の質感や光の反射が強すぎたり、弱すぎたりで邪魔してくる。支持体に手伝って貰う準備が出来て無いんだろう。
でも、邪魔してくれるから絵具の出番が増えて、手数も増えてくる。作者の出番は、いつ来るんだろう。